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セルライトは筋トレで減らせる?効果的な運動法と食事のポイントを解説
2023年11月6日
太ももやお尻、二の腕にボコボコと現れる「セルライト」。一度できてしまうとなかなか取れず、多くの人が悩む原因となっています。
「筋トレでセルライトはなくなるの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。実は、筋トレはセルライト改善に有効なアプローチのひとつ。しかし、正しい方法や生活習慣の見直しを同時に行わなければ、思うような効果は得られません。
この記事では、セルライトの原因やできやすい部位、筋トレの効果、具体的なトレーニングメニュー、食事・セルフケア方法までを詳しく解説します。今日からできる対策で、なめらかな肌と引き締まった体を目指しましょう。セルライトとは?原因とできやすい部位

セルライトは、多くの女性が気にする美容トラブルの一つ。特に太ももやお尻、二の腕などにできやすく、一度できると落とすのが難しいといわれます。その正体や原因、そしてなぜ特定の部位に目立ちやすいのかを理解することで、予防や改善のヒントを得ることができます。
セルライトの正体と種類
セルライトとは、脂肪細胞が肥大化し、老廃物や余分な水分と絡み合って皮下組織に溜まった状態のことです。皮膚表面が凸凹とした「オレンジピールスキン」状になり、見た目にも目立ちます。種類としては、初期の柔らかい「水分型」、脂肪が固まった「硬化型」、筋肉の衰えが影響する「線維化型」などがあり、進行度や体質によって特徴が異なります。
なぜ女性に多いのか?ホルモンとの関係
セルライトが女性に多い理由の一つは、女性ホルモン「エストロゲン」との関係です。エストロゲンは脂肪の蓄積や水分保持を促す働きがあり、妊娠や出産に備えて脂肪をため込みやすい体質をつくります。また、女性は皮下脂肪が男性より多く、皮膚の構造上、脂肪が縦に並んでいるため、肥大化した脂肪細胞が皮膚表面に押し出されやすいのです。
太もも・お尻・二の腕にできやすい理由
セルライトは血流やリンパの流れが滞りやすい部位に発生しやすい傾向があります。特に太ももやお尻、二の腕は筋肉量が少なく、運動不足や長時間の同じ姿勢で血行が悪くなりやすい場所です。さらに、これらの部位は脂肪がつきやすく、冷えやむくみの影響を受けやすいことから、セルライトが目立ちやすくなります。
筋トレでセルライトは減らせるのか?

「筋トレをすればセルライトは消える」という話を聞いたことがある人も多いでしょう。実際、筋トレはセルライト改善に一定の効果がありますが、即効性があるわけではありません。ここでは、筋トレがなぜ有効なのか、そして限界や注意点について詳しく解説します。筋トレがセルライト改善に効果的な理由
筋トレを行うと筋肉量が増え、基礎代謝がアップします。これにより脂肪が燃えやすくなり、セルライトの原因となる脂肪細胞の肥大化を防げます。また、筋肉がつくことで皮膚のハリが増し、凸凹が目立ちにくくなる効果もあります。さらに、筋肉の収縮は血流やリンパの流れを促進し、老廃物や余分な水分を排出しやすくします。
脂肪燃焼と血流改善のメカニズム
筋トレを行うと、筋肉はエネルギーを消費するために脂肪を分解して利用します。この過程で血流が活発になり、脂肪細胞に溜まった老廃物や水分も排出されやすくなります。また、筋肉がポンプのような働きをしてリンパの流れを改善するため、むくみが減少し、セルライトの進行を抑えることができます。
筋トレだけでは消えない場合の原因
筋トレを続けてもセルライトが減らない場合、原因はいくつか考えられます。まず、食生活が乱れて脂肪の摂取量が多いと、燃焼が追いつかず改善が遅れます。また、筋トレ頻度が少なすぎる、または強度が足りない場合も効果が出にくくなります。さらに、セルライトが長年かけて硬化・線維化しているケースでは、筋トレだけでの改善は難しく、マッサージや有酸素運動、食事改善などの併用が必要です。
セルライト改善に効果的な筋トレメニュー

セルライトは脂肪と老廃物が絡み合ってできるため、単に部分的な運動をするだけでは効果が限定的です。特に下半身の大きな筋肉を鍛えることで、基礎代謝を上げ、脂肪燃焼を促進することが重要です。ここでは、初心者でも取り入れやすく、セルライト改善効果の高い筋トレメニューを紹介します。下半身の大筋群を鍛えるスクワット
スクワットは太もも・お尻・腰回りの大筋群を効率的に鍛えられる代表的なトレーニングです。下半身の筋肉は全身の筋肉の約70%を占めるため、鍛えることで消費カロリーが大幅にアップします。また、筋肉の収縮が血流を改善し、セルライトの原因となるむくみの予防にもつながります。
ポイントは、膝がつま先より前に出ないようにし、背筋をまっすぐ保つこと。10〜15回×3セットが目安です。お尻引き締めヒップリフト
ヒップリフトはお尻の大殿筋と太ももの裏側(ハムストリングス)を集中的に鍛える種目です。床に仰向けになり、膝を立ててお尻をゆっくり持ち上げ、ゆっくり下ろします。お尻を上げた時にキュッと締める意識を持つと、ヒップラインが引き締まり、セルライトの凹凸が目立ちにくくなります。
特にデスクワーク中心でお尻の筋肉が衰えている人におすすめ。15回×3セットを目安に行いましょう。有酸素運動との組み合わせがカギ
筋トレだけでなく、有酸素運動を取り入れることで脂肪燃焼効果がさらに高まります。筋トレで代謝を上げた直後にウォーキングや軽いジョギングを行うと、脂肪が効率的にエネルギーとして使われます。有酸素運動は血流促進や老廃物排出にも効果的で、セルライト改善には欠かせない要素です。
おすすめは、筋トレ20分+有酸素運動20〜30分の組み合わせです。食事でセルライト対策!押さえるべきPFCバランスと栄養素

Fresh organic vegetables salad with quinoa seed in bowl holding by hand, Healthy Vegan food
セルライトは脂肪や老廃物の蓄積が原因となるため、食事内容は改善において重要なポイントです。筋トレやマッサージだけではなく、日々の食生活を整えることで脂肪燃焼・むくみ改善・代謝アップを同時に狙えます。ここでは、セルライト対策に欠かせないPFCバランスと栄養素を解説します。脂肪を減らすための食事バランス
セルライト改善を目指す場合、PFCバランス(P=タンパク質、F=脂質、C=炭水化物)の見直しが必要です。特にタンパク質は筋肉の材料となり、代謝を高めるために必須。
おすすめの目安は、P:25〜30%、F:20〜25%、C:45〜55%。脂質は良質なものを適量に抑え、炭水化物は精製されていない玄米やオートミールなどを選ぶと血糖値の急上昇を防げます。むくみを防ぐカリウム・水分補給
セルライトはむくみが悪化するとさらに目立ちやすくなります。カリウムには体内の余分なナトリウムを排出する働きがあり、むくみ対策に効果的です。
カリウムを多く含む食材には、バナナ、アボカド、ほうれん草、キウイなどがあります。さらに、1日1.5〜2リットルを目安に水分補給を行うことで、老廃物の排出を促し、血流も改善します。甘い清涼飲料水ではなく、水やお茶で摂るのが基本です。加工食品・糖質過多を避ける理由
加工食品や糖質過多な食事は、脂肪の蓄積とむくみの両方を引き起こします。特にスナック菓子やインスタント食品は塩分や添加物が多く、血流やリンパの流れを悪化させる原因になります。また、糖質の摂りすぎはインスリン分泌を増やし、脂肪細胞の肥大化を招くため、セルライトの改善を妨げます。
できるだけ自然に近い食材を選び、自炊中心の食生活を心がけましょう。セルフケアで筋トレ効果を高める方法

セルライト改善には筋トレや食事の見直しだけでなく、日々のセルフケアも重要です。血流やリンパの流れを良くし、代謝を高めることで筋トレ効果を最大限に引き出せます。ここでは、自宅でできる簡単なセルフケア方法を紹介します。マッサージ・ストレッチで血流促進
筋トレ後や入浴後のマッサージは、血流を促進し老廃物の排出を助けます。特に太ももやお尻などセルライトが目立ちやすい部位は、手のひらで下から上へ向かって流すようにほぐすのがポイント。
また、ストレッチは筋肉の柔軟性を高め、血液やリンパの流れを改善します。筋トレ前後に軽く行うだけでも、むくみや疲労の軽減に役立ちます。入浴や温活で代謝アップ
セルライト対策には体を温める「温活」も効果的です。ぬるめ(38〜40℃)のお湯に15〜20分ゆっくり浸かることで、血管が拡張し血流が促進されます。半身浴でもOKです。
さらに、温かいハーブティーや白湯を飲むことで内側からも体温を上げられます。冷えは脂肪燃焼効率を下げる原因になるため、日頃から体を冷やさない習慣が大切です。睡眠とストレス管理で回復力を高める
筋トレやダイエット効果をしっかり出すためには、良質な睡眠が欠かせません。寝ている間に分泌される成長ホルモンは、脂肪分解や筋肉の修復を促進します。目安は1日7〜8時間の睡眠です。
また、慢性的なストレスはホルモンバランスを乱し、脂肪がつきやすくなります。深呼吸や軽いヨガ、趣味の時間を取り入れて心身をリラックスさせましょう。まとめ
セルライトは、脂肪細胞と老廃物が絡み合って皮膚表面に凸凹として現れる現象で、特に女性に多く見られます。これはホルモンバランスや皮下脂肪のつき方が関係しており、一度できると自然には消えにくい特徴があります。筋トレは、脂肪燃焼と血流改善を促すことでセルライトの改善に効果的です。なかでも、スクワットやヒップリフトなど下半身の大きな筋肉を鍛える種目は、高い引き締め効果が期待できます。さらに、PFCバランスを意識した食事や、カリウムを含む食材によるむくみ対策も重要です。加えて、マッサージや入浴で血流を促し、良質な睡眠をとることで、筋トレの効果を最大限に高められます。セルライト対策は即効性を求めるものではなく、筋トレ・食事・セルフケアを組み合わせて継続することで、少しずつ目立たなくなり、なめらかで引き締まった肌へと近づいていきます。
監修者
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Personal Trainer
TATSUYA KOMURO
小室 達也
高校卒業後、スポーツ専門学校に入学し在学中からモデル等御用達の某恵比寿パーソナルジムでトレーナー活動。その後大手女性専用パーソナルジムに入社しました。
骨格や姿勢、柔軟性等は十人十色です。お客様のご要望から身体状況に応じて最適なトレーニングメニューを構成しております。
身体のバランスを整えながら鍛えて、自分史上最高の身体になりましょう!- 保有資格
- ・健康運動実践指導者
・日本ストレッチ協会認定ストレッチングトレーナーパートナー
・pilates basic instructor
- 得意分野
- ・ダイエット
・姿勢分析、姿勢改善
・肩コリ腰痛改善
- 経歴
- 恵比寿某パーソナルトレーニングジムでトレーナー活動
銀座にある女性専用パーソナルトレーニングジムでトレーナー活動
→一般の方からモデル等のスタイルアップを担当、年間セッション数は1500本以上